うつ病患者への接し方|正しい知識を身につけよう

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うつ病にかかりやすい人

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同じような生活をしていたとしても、人によって物事からのストレスの受け方は様々です。同じような仕事をして、同じように怒られても、そのストレスを上手く解消できる人と、ストレスに対する向き合い方があまり上手くない人がいるのです。自らがうつ病になることを防いだり、家族がうつ病にならないためにどのような接し方をしていけばいいのか、性格的な面からタイプ別に分けて考えてみましょう。
まず、真面目な人はうつ病にかかるリスクが高いといえるでしょう。生活の中では、さまざまなトラブルや問題が大小問わず発生します。普通の人であれば、これらに優先順位をしっかりとつけ、順番に対処していくような方法をとることができるのですが、真面目な人はどの問題も現在のことと捉え、そのすべてに全力で取り組んでしまうのです。仕事の問題や家庭の問題、人間関係のトラブルなどを同時に考えて全力で取り組んでしまうような方法ではキャパオーバーになり、心にも体にも大きなストレスがかかってしまいます。自分がこのようなタイプに当てはまると感じたら、仕事やトラブルは自分一人で解決するものではないと知りましょう。あなたが頑張ることで状況が改善する問題とそうでない問題に分けて、自分だけで解決するのが難しく人の助けが必要な問題は、気負わずに周りと相談しながら解決させるということを心がけると良いでしょう。時間が解決するという考え方もあります。すぐに状況を好転させることが難しいのであれば、時間をかけて問題に取り組むということを視野に入れましょう。
責任感が強い人もうつ病になる確率が高いといえます。真面目なタイプと似ていますが、責任感が強い人というのは、他人の領域まで自分が関与した方が良いと考えてしまいます。集団生活の中で何か上手くいかないことがあった場合、自分のせいではないか。自分がもっと上手く対処できればよかったのではないか、自分がしっかりしないと大変な事になる、と深く考え込んでしまうのです。もちろん適度な責任感は集団生活を送る上で非常に大切ですが、度を過ぎると本人に負担となって跳ね返ってきます。毎回このような考え方で物事に取り組んでいるといつのまにかすべて自分のせいのように感じ、うつ病などを発症してしまう事があります。よく責任感がつよいねといわれるタイプの人は、一人で責任を背負い込みすぎていないか一度よく考えてみましょう。また、周囲にこのようなタイプの人がいたら、あまり無理しなくても大丈夫だよというような接し方が大事です。時には周囲の期待に無理に応えなくても大丈夫だと知ることが大事です。接し方次第でうつ病患者の負担を軽減することができるので、正しい接し方を学んでいくと良いでしょう。
自意識過剰なタイプもうつ病にかかりやすいです。自意識過剰な人は自分がとる行動の多くを人が見て判断していると考えてしまう傾向があるので、ささいな日常生活の行動であったとしても、知らず知らずのうちに心に負担が増えているケースが多々あります。ファッションや身だしなみを気にすることは、自己を高める上で大切ですが、度を過ぎると人々が常に自分の事を考えているような錯覚にとらわれ、ストレスが溜まってしまいます。このような人は、人がどういう行動をとっているかということも気にする傾向があるので、そういった面でも疲労度が高いです。自意識過剰でない普通の人は、人がやっている事をいちいち気にしたりしません。その時に指摘した事であっても時間がたてばすぐに忘れます。物事の判断基準は自分の中に持つものです。他人の視線に重心を置いたものの考え方はやめましょう。また、何か少し失敗することがあったとしても、周りの人は自分が考えている以上に、その事柄について真剣に捉えていないと知りましょう。人の目は自分の目ではないという思考パターンに変えていくと良いでしょう。
自分の感情が上手く表現できないというタイプの人もうつ病になりやすいです。なにかいいたい事があるのにはっきりと言えなかったり、自分が意見を言わない方が事が上手く運ぶなどという考え方をしてはいませんか。自分が一度考えついた事を誰にも言わずに押しつぶすというのは、実は思っているよりも大きなストレスになります。たまには思いついた事をそのまま喋ってみるのも大切です。確かに、自分の意見を言えば人と衝突することがあるでしょう。しかし、それによってみんながいろいろな視点で問題を考える事ができるので、結果的にあとでみるとより良い方向に進んでいる事が多いです。ストレスの面でも、周囲を考えるという点でも、なにかあればその時に素直に口に出すことがプラスにつながります。もし、会社や学校では自分の意見を言える機会が少ないという事であれば、友人やパートナー、親など誰か一人は自分か素直に感情を表現できる人を探してみると良いでしょう。何でも口に出してみるという事が大事です。
気分の浮き沈みが激しいという人もうつになりやすい傾向があります。この気質は精神医学的には循環気質といい、気分が暗い状態と、テンションが高い状態が繰り返しやってくるのです。もちろん人間には、やる気が起きない状態や元気な状態など、いろいろな感情になるものですが、このアップダウンが激しい人はうつ病や躁うつ病などの可能性があります。昨日は何も喋らなかったのに、今日はいきなりテンションが高いという人が身の周りや家族にいるときは、専門の医療機関で診療を受けるように勧めましょう。
上記の項目に当てはまる人は、思考回路を変えるという事を念頭におき、日々の生活をしていきましょう。